また、兄ドミニクの愛車といえば何といってもダッジ・チャージャーであり、本作でも新たなモデルが披露されていますが、なんと弟ジェイコブの愛車は、現実世界でもダッジ・チャージャーのライバル的存在として名高いフォード・マスタング!その裏設定を決めたのは、『ワイルド・スピード EURO MISSION』ぶりにシリーズに復活し、本作で5作目の監督を務めることとなったお馴染みのジャスティン・リンで、ジェイコブがストリートレーサーとして活躍していたときのシーンを撮影するにあたり、愛車はフォード・マスタング一択と決めていたそう。まさに2人の愛車がトレット兄弟の緊張関係の映し鏡となっているリン監督こだわりの胸アツ設定となっています!苦しくも宿敵となってしまった兄弟の行く末は、果たしてどうなってしまうのか…その全貌はぜひスクリーンにてお楽しみください!
サン・カン演じるハンは、今作でもメガホンを取ったジャスティン・リンが初めてシリーズの監督を務めた第3作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)で初登場。東京のアンダーグラウンド・ドリフトレースを裏で取り仕切る存在でありながら、スナック菓子が大好きで飄々としたクールなキャラクターがファンの注目を浴びました。その後に公開された同作以前のエピソードを描いた第4作『ワイルド・スピードMAX』(09)から第6作『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)までの間、ドミニクたちと共にファミリーとして活躍、その人気は不動のものに。しかし、初登場した作品で敵の策略により命を落とすという、あまりにも悲劇的な結末を迎えたと思われていた中、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で実は生きていたことが判明!